アームロボット ABOT-5000
サンマイテックのアームロボットのアボットシステムのアームロボット本体を修理しました。
取説も回路図も、周辺装置のI/Oボードもリレーボードもないので、取り合えず後部のコネクタをテスターで調べてみました。
導通箇所とそうでない所があり、導通箇所は、ほぼ0Ωと数Ω~数十Ωのところがあります。
ひっくり返して、裏ぶたを開けると、リミットスイッチらしきものが見えました。
コネクタの導通箇所にふたたびテスターをつなぎ、リミットスイッチを手で開いていくと、導通だった箇所で、リミットスイッチを動かすたびに不通になる箇所を見つけました。
どうやら、このコネクタは、モーターとリミットスイッチにつながっているようです。
ここで、このアームロボット ABOT-5000をネットで検索してみると、
サンマイテックのホームページ>ロボット用パーツ>アボットシステム
のページにこのアームロボット の仕様が出ていました。
電源は3Vなので、コネクタの導通箇所に乾電池で3Vをつないでみる事にしました。
抵抗が数Ω~数十Ωある箇所に乾電池で3Vをつないでみると、胴と腕が動きましたが、手首と指が動きません。
どうやら、手首と指が壊れているようなので、手首と指を駆動するモーターやギヤの入った腕の部分を分解してみる事にしました。
腕の分解するためネジを外そうとしたところ、ネジが2本ありません。また、ネジの頭が少しナメた跡もあり、以前に開けられた形跡がありました。
腕の中のギヤがバラバラにならないように、そうっと腕を開けると、手首と指を動かすモーターとギヤが出てきました。
モーターをギヤから外し、直接3Vを接続すると、1つはノロノロと動き、もう一つは全く動きませんでした。
モーターの寸法を測ってみると、マブチモーターのRE260と同じです。
トルクやスピードまで同じかどうかわかりませんが、電源と寸法が同じなので交換してみました。
交換後、再び3V電池を手動で切り換えて接続すると、一応動作しました。
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コメント
このアームはその後I/Oボードなどはどうしましたでしょうか?
投稿: pigpang | 2016年5月14日 (土) 21時19分
その後、オークションに出品しましたが落札されず。
I/Oボードはありません。
投稿: RLC | 2016年5月15日 (日) 16時01分