4線抵抗膜型のタッチスクリーン
以前、aitendo で買った4線抵抗膜型のタッチスクリーンを専用のタッチスクリーンコントローラICを使わずに、出力をマトリクスLEDに表示させる回路を組んでみました。
X、Yがそれぞれ独立して抵抗膜に電圧をかけて読みとり線から電圧を読む6線式ならそれぞれに電圧をかけて電圧を読めばよいのですが、4線式はお互いが読みとり線の役割をしているので回路が複雑になります。
タッチスクリーンコントローラICのデータシートのデータシートには、ICの中身の回路の回路図があり、お互いにFETで切り替えて読み込んでいます。
データシートを参考に回路をディスクリートで組んでみました。
FETで交互に片側に電圧をかけ、それと反対側から電圧を読み、読み込んだ電圧をサンプルホールドICLF398で保持し、それをLEDレベルメータICLM3914に読み込ませ、Y軸はトランジスタアレイで反転し、LEDマトリクスに表示させるようにしました。
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コメント
すごいですね!
ディスクリートでここまで出来るとは@_@
DSのジャンクを持っているので試してみたいですが4線式のタッチセンサーって難しそうですね
表示部分のICとかは何を使用されているのですか?
気になります ^^
投稿: yas | 2015年5月16日 (土) 14時10分
yas さん
お久しぶりです。
表示部分は、LM3914と片側を反転させるためとスペースの節約の為にトランジスタアレイを使っています。
はじめ、X軸に電圧をかけてY軸から電圧を読み、次にY軸に電圧をかけてX軸から電圧を読む事からはじめました。
それぞれをLM3914にスイッチで切り換えて接続して、次に切り替えをトランジスタにして、読み込みと保持をサンプルホールドICのLF398にするためにクロック用にタイマーIC555を、LF398の負電源用にicl7660を使いました。
組み立てて確認しながらでしたので回路図がありません。
投稿: RLC | 2015年5月16日 (土) 20時16分